【JAZZ初心者ガイド・巨人列伝】

バップ、モード、フュージョンに跨る巨大な創造者

肖像写真

 

マイルス・デイヴィスは、最も有名なジャズ・トランペッターの一人ですが、それにとどまらず、モダンジャズの歴史を長きにわたって方向づけた巨大な才能です。

 

チャーリー・パーカーのもとでバップの時代からキャリアを始め、ハードバップの旗手として活躍。

 

その後、バップが行き詰まると、ヨーロッパの教会音楽の音階理論を応用したモードジャズを創造。

 

さらにその後は、電子楽器を取り入れてフュージョンの先駆者に。

 

1940年代から1970年代にかけて、常にジャズの未来を方向付けるような最先端の活動をした人です。

 

作曲にも優れ、「So What」「Milestones」「Four」「Solar」などスタンダード化した曲もたくさんあります。

 

優れた演奏家、優れた作曲家がたくさんいて、誰が一番とは決められないジャズの世界ですが、歴史を動かしたという点では、マイルス・デイヴィスを超える人物はいないでしょう。

 

ファッション、イメージ戦略にも長けた人で、天才、カリスマのオーラを常に放ち、「帝王」と呼ばれていました。