【ジャズ初心者ガイド−JAZZの歴史・種類・有名曲・名盤等、わかりやすくご紹介】

ビッグバンド主体のダンスミュージック

 

スイング以前の最も古いジャズは、1920年代のニューオリンズジャズですが、かなりマニアックで見かけたり耳にする機会は少ないですね。

 

普段見かける範囲で最も古いスタイルのジャズがスイングだと思います。

 

時代は1930年代がメインで、40年代初頭まで。

 

スイングなら色々な映画音楽で出てくるし、スイングのビッグバンドもテレビや映画に登場しますね。

 

スイング・ジャズの特徴として、大編成ビッグバンドの演奏がメインであることと、即興より編曲主体であることが挙げられます。

 

まず、編成はニューオリンズ・ジャズより大きく、クラシックのフルオーケストラほどではないですが、かなりの人数です。

 

すると事前に編曲して譜面にしたものを演奏せざるを得なくなり、即興のスペースはごくわずかになります。

 

レコードやラジオやテレビが普及し、聴衆が録音と同じ演奏を期待するようになったことも背景にあるそうです。

 

ジャズというと即興音楽のイメージが強いですが、スイングはそうではないのですね。

 

サウンド的には全部「癒し系」です。

 

スイングジャズをかけると、「古き良き時代」が偲ばれ、明るくて楽しくて、なごみます。

 

世界大恐慌など、激動の暗い時代だったので、音楽には癒しが求められたのです。

 

代表的アーティスト

  • ベニー・グッドマン(クラリネット)
  • レスター・ヤング(サックス)
  • ルイ・アームストロング(トランペット&歌手 ニューオリンズジャズ時代から活躍)
  • グレン・ミラー(トロンボーン)
  • トミー・ドーシー(トロンボーン)
  • デューク・エリントン(ピアノ)
  • カウント・ベイシー(ピアノ)
  • フレッチャー・ヘンダーソン(ピアノ)
  • ジーン・クルーパ(ドラム)
  • フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)
  • ライオネル・ハンプトン(ヴィブラフォン)
  • フランク・シナトラ(歌手)
  • ビング・クロスビー(歌手)
  • ナット・キング・コール(歌手)
  • ビリー・ホリデイ(歌手)
  • エラ・フィッツジェラルド(歌手)

 

代表的楽団

  • カウント・ベイシー楽団
  • ベニー・グッドマン楽団
  • グレン・ミラー楽団

 

1940年代に入ると才能あるミュージシャンたちはこういうスイングのありかたに飽き飽きして、新しいことを始めます。

 

スイングのショーが終わった後で、小編成で即興主体の音楽を実験し始めます。

 

モダンジャズの夜明け、ビ・バップの誕生です。